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  未完のルポ  

---------- file.11 マンデリンG1/週 ×3 ----------

週一のペースでマンデリンG1を150g、3週続けて焙煎した。似たような結果になったので今回もまとめて記す。
生豆1kgをハンドピックしたところ、850gに目減りした。欠点豆150gはあまりにも多すぎる。
開始後10分ほどで1ハゼを記録して前半は順調に進んだ。
豆がコゲているように見えたので少し火から離して続けたため、2ハゼまでさらに10分かかった。
豆のシワ伸び度80%でコゲは無し。シティローストでチャフはほとんど出なかった。
スクリーンサイズはBB弾くらいの小さなものから小指の爪ほど大きなものまで様々だった。現地で精選していないのか?
アイスコーヒーに適した苦味とコクのある味で美味しい。

10数回このミルク缶で焙煎して仕上がりにバラつきがあるも、雰囲気は掴めた。
片手間で自動式焙煎機を作り始めて1ヶ月。限られた材料と道具でなんとか動かせるまでに出来上がった...

---------- file.12 自動式プロトタイプ実践テスト ----------

焙煎機はまずドラムから作ることにした。ドラム内部にアルミ製のアングルを3枚つける。
羽3枚 豆をよく撹拌できるように羽は3枚にした
アルミの漏斗(約500円)と入浴剤の鉄缶の蓋とステンレスのパンチング(2000円強)という材質がバラバラのボディ構成だが、パンチングが光っていてパッと見はそれらしく見える?(^^ゞ
ドラム作製中
外箱も作ったが蓋は間に合わず、下のスカートだけで実践テストに入った。
これまでのハンドピックでピーベリーを別に分けていた分が140gある。万が一失敗しても惜しくないのでこれを使うことにした。
フラットビーンとピーベリー 左がよく見るフラットビーンで右がピーベリー。よく後者のほうが味があるというけど、違いは感じられない。
焙煎容量は大きさから見て400〜500gが限界と想定し、マンデリンG1を360g加えて合計500g焙煎してみた。
設計図は頭の中にありで、実際には描かなかったのでぶっつけ本番。開始後数分でネジがとれたり、ドラムが外箱に接触したりで直しながら煎って終わってみると1時間かかってしまった。
ドラムはパンチング(穴開き)なこと、火から15cm離したこと、熱を逃がさないための上カバーが無いこと、トラブルで時間が延びたことによる完全な熱量不足だった。
豆表面の膨らみは良かったが、シワ伸びは不完全で煎りムラもあった。変な酸味だけが残り、味も香りも抜けていて最悪の出来だった。
500gが多いかどうかはまだわからない。1時間かかったにも関わらずミディアム(浅煎り)〜ハイロースト(中煎り)。

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