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  未完のルポ  

----------file.5 ブレンド挑戦! ----------

グァテマラSHBの在庫が少なくなってきた。200gしか買わなかったし、ハンドピックして目減りしたので中途半端な量になってしまった。
ストレートにするだけの量は無いということで、今回はグァテマラSHB (75g)とサントスNo.2 (35g)をミックスすることにした (合計110g)。
注意点は前回焙煎時間が長くなった原因。焙煎前にちょっとイジって底部の最外周に穴を増やしてみた。時間短縮になればいいけど。
2号機底2号機 ⇒ 2号機穴増し2号機穴増し

焙煎前にハンドピック。欠点数はグァテマラSHB 75g中50個、サントスNo.2 35g中18個。やはり多すぎる。
火力は最大で。ブレンドが原因というわけでもなさそうだが今回も時間がかかった。
1ハゼ17分30秒、2ハゼ23分、火止め26分。豆色と油が滲み出ていないことからシティと判断したが、
2ハゼが来てしかもさらに3分後に火止めしてシティローストはおかしい気がする。
普通ならフルシティかそれ以上の真っ黒けになるはず。ということはやはり熱量が不足しているということか。

<メモ> 原因と対策

時間: 時間短縮のために、穴をもう少し大きくしてみる。
銘柄 量(g) 欠点豆 1ハゼ 2ハゼ 火止め 焙煎度 仕上がり テイスト
グァテマラSHB サントスNo.2 110(75/35) 50/18 17分30秒 23分 26分 シティ ほぼ均一に煎れている。香りは甘みが感じられ、スモーキーさは全くなくい。油は出ていない。 香り・味に甘みがある。グァテマラにサントスの酸味が加わり、バランスの取れた味。

---------- file.6 グァテマラSHB ブルボンエルピラール ----------

エルピラール農園で収穫されたブルボン種という今回の豆。
農園や経営者の名前をつけた商品はたくさんあるが、ついつい購買意欲をそそられてしまう。
試しに200gしか買わなかったので、今回90gを煎ることにした。欠点数は20個。
なぜこんな半端な数字かというと、ハンドピックのせい(おかげ?)だ。
これを書いている時点で数十回の焙煎とハンドピックをしたが、1割以上欠点豆があるとあまり良い状態の豆とはいえないと思う。
どこで買うかはハンドピックの手間と目減りすることを考えた上で値段を考慮したほうがいい。良いものは安くならない。コレ、格言ね。
さて、前回の課題の時間短縮のために早速穴を増やしてみた。
前回前回 ⇒ 今回今回。

シャカシャカ缶を振り始めて10分でようやくキツネ色になった。15分で豆の状態を見てみると、まだチャフが剥がれなかった。
27分経過でようやく1ハゼ。2ハゼ35分、火止め37分。これだけの時間缶を振り続けるとさすがに腕の感覚がなくなって
豆がいっぱい外にこぼしてしまった。早くも電動式焙煎機が欲しいと頭をよぎる。
2ハゼから2分経過して部分的に油が確認できる。仕上がりはフルシティロースト。

<メモ> 原因と対策

時間: 時間短縮のために、穴を少し増やしてみる。
銘柄 量(g) 欠点豆 1ハゼ 2ハゼ 火止め 焙煎度 仕上がり テイスト
グァテマラSHB ブルボンエルピラール 90 20 27分 35分 37分 フルシティ ほぼ均一に煎れている。スモーキーさはないが、香りが抜けているよう。部分的に油が見られる。 苦味のみで、香りやコクが抜けてスカスカ。グァテマラらしくない味。


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