ブックレビュー

今まで見たコーヒーに関する書籍やDVDのレビューです。
★5つ星で評価していますが、3つ以上はおススメです。0とか5は特別です。
【おいしい珈琲の事典―自家製エスプレッソから究極のテイストまで】
オールカラーで目で楽しみながら基本的なノウハウを知ることができます。
抽出器具、コーヒーカップ、ウィンナコーヒーなどのコーヒーレシピは見てるだけで楽しい。
いろんなコーヒーを作ってみたいけど、少ししか作らないのなら
結局材料費が高くついてしまうので、実用的かどうかは人によります。
でもちょっとの工夫で味も見た目も変わるし、お客さんを呼んだ時に出せば喜んでくれると思います。
写真と説明が満載なので、器具を買う時の参考にもなると思います。
ある程度知識がある人には物足りないかもしれません。
焙煎機や手順も載っていて、焙煎を始めたいという人にもおススメです。
目次
第1章 コーヒーブレイクを楽しむ
第2章 上手な入れ方と焙煎法
第3章 コーヒー豆の産地と種類
第4章 魅惑のコーヒードリンク
第5章 コーヒータイムのお菓子
第6章 コーヒーを楽しむ器と器具
第7章 コーヒーの雑学
★★★
【おいしいコーヒーの真実】
このDVDの内容を一言で言うと、コーヒー消費先進国(日本やアメリカなど)が豆を買い叩いて莫大な利益を挙げる一方、
生産国(エチオピアなどほぼすべての国)が安い賃金で働いて生活もままならないというドキュメンタリーです。
コーヒーでは食べていけないので、利益率のいい麻薬の栽培に手を出すしかないという惨状など
コーヒー栽培に馴染みのない日本人には感慨深い内容になっています。
また華やかなバリスタの大会の様子もあって、観ていて複雑な気分になりました。
観た後はフェアトレードに興味を持ち、スタバやネスレに対する見方が変わりました。
我々にはたかが一杯のコーヒー、でも彼らにとってはされどコーヒーです。
誰かが得をすれば誰かが損をする、そんな仕組みをそのまま映像にした作品じゃないでしょうか。
コーヒー好きにぜひ観てほしいDVDです。
★★★★

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