焙煎への道

たいそうなタイトルをつけていますが、簡単に言うとこんな感じ。。。↓

「管理人のコーヒー歴を告白するコーナ〜〜!」

自家焙煎を始めるまでの経緯を簡単にご紹介します。


学生編

今でこそコーヒーにこだわっていますが、当時はジュースの中の1種類としてしか見ていませんでした。
雪印コーヒーUCCコーヒー
小学校の給食で毎日牛乳を飲んでいたので、家にいてまで牛乳は飲みたくないなあと思い、雪印コーヒーをよく飲んでいました。
中学に入ってからですが、外で遊んでいるときはUCCコーヒーをたまに買っていました。昔は糖分とか考えずにガブガブ飲んだものです。
日本人でこれらを飲んだことがない人はいないんじゃないかなー。両方ともロングセラーですね。
以前コーヒー嫌い、牛乳嫌い、でもコーヒー牛乳は飲めるという人に会ったことがあります。いまだに理解できません^_^;
(ガンダムMk-U嫌い、Gディフェンサー嫌い、でもスーパーガンダムは好きみたいな感じでしょうか‥)

高校生になると、喫茶店に足を運ぶようになりました。ちゃんと私服に着替えてから行きましたよ。マジメでしょ〜エッヘン−☆
といってもコーヒーの味なんかまだわかりません。大人ぶってみたかっただけでしょう f^.^)
でもコーヒーを注文した記憶はほとんどなくて、たいてい紅茶かミックスジュースにサンドウィッチ(←高かったよ〜)というパターンでした。(笑)

《インスタントへの目覚め》
高3の時、クラスメイトと釣りに行ったときのことです。冬の寒い明け方、エサ屋に寄りました。そこにサンガリアの自販機があったんです。
その時買ったのがこれ。

サンガリア ブルーマウンテンブレンド
サンガリア ブルーマウンテンブレンド


ブルーマウンテンという名前に惹かれてボタンを押してしまったけど、飲んでみたらすごく×2美味しかった。
魚を釣る前に釣られちゃいました ♪(座布団1枚あげて〜)
缶コーヒーでこの時ほど感動したことはありません!印刷だけどこの木目がなんとも美味しそうじゃないですか(惚)
「ブルーマウンテンは世界で唯一樽詰めされるコーヒー」というのに因んだデザインなんでしょうね、きっと。
でも、後日また飲んだけどそれほど美味しいと思わなかったの。寒かったから美味しく感じただけでしょうか(T_T)

社会人編

仕事をするようになってから、コーヒーを飲む機会が増えました。専ら缶コーヒーですが。
ブルーマウンテンブレンド↑に代わるお気に入りの缶コーヒーを探して、新商品を見つけては買っていました。
いろいろ飲んで気に入ったのがハーフタイムの完熟豆です。
完熟豆     完熟豆セミブラック     完熟豆100%コーヒー エスプリ     完熟豆アイスコーヒー微糖セミブラック
完熟豆100%コーヒー 完熟豆100%微糖セミブラック 完熟豆100%コーヒーエスプリ 完熟豆アイスコーヒー微糖セミブラック

1992年、JT (日本たばこ産業) が「HALF TIME」ブランドで完熟豆シリーズを2000年まで約20種類販売しました。
よく飲んでいたのは、初期の4商品(写真上)です。当時、微糖やセミブラックの商品は他社を見ても少なく、
缶コーヒーには4〜7個分の角砂糖が入っていると知って、どーりで後口が悪いわけだと思いながら完熟豆シリーズを飲んでいました。
その後KEY COFFEEとの共同ブランド「Roots」に替わっってしまったけど、その時にはもうブラック派になっていたので興味はなかったです (^^ゞ

ドライタイプもいろいろ飲みました。一番のお気に入りはネスカフェのゴールドブレンド赤ラベルと香味焙煎でした。
カフェインレスカフェインレス   香味焙煎香味焙煎
残念ながら赤ラベルの写真は入手できなかったけど、カフェインレスって赤ラベルの後継品だったんだねぇ。
カフェインレスって知らずに飲んでたよ(゜o゜)
香味焙煎は名前のとおり、香りがすばらしい!この頃から香りを重視するようになったのかも。。
香り、コク、酸味、苦味、みなさんはどれを重視しますか?

夏はアイス、冬はホットと飲み分けるので、こんなのもよく飲みました。
クリアテイスト無糖クリアテイスト無糖    アイスクール無糖アイスクール無糖

《レギュラーへの目覚め》
いろいろ飲んでいるうちに、インスタントに味の限界を感じてきました。
手軽に作れて本格的に味わえるものはないかと、都合のいいことを考えながら次はドリップバッグに乗り換えます。
Blendyや他のメーカーのも飲みましたが、最終的には「きくのIFCコーヒー」に落ち着きました。
冷蔵・冷凍保存するだけに、ドリップバッグの中ではこれが一番香りが残っているんじゃないでしょうか。
きくのIFCロイヤル     きくのIFCスペシャル     きくのIFCモカ     きくのIFCキリマンジャロ
【送料無料】組み合わせ自由!きくのIFCコーヒー ドリップバッグ 1ケース分詰め合わせ(20袋)

ドリップバッグには2年ほどハマりました。でもでも、やっぱり喫茶店の淹れたてのコーヒーに比べるとチープで、次第に満足できなくなりました。
やっぱ横着しちゃいかんかぁ(ー_ー)!! 面倒くさがりな私ですが、とうとう豆を買ってペーパードリップすることになりました。
香りは大事なので、粉ではなく豆を買います。

UCCゴールドスペシャル      ハウスブレンド      ロマスアルリオ      カシシエロ      コロンビアナリーニョエルタンボ
UCCゴールドスペシャル  STARBUCKS ハウスブレンド  STARBUCKS ロマス アル リオ
STARBUCKS カシ シエロ  STARBUCKS コロンビアナリーニョ エル タンボ

最初はコストパフォーマンスの高いUCCゴールドスペシャルを買っていたんですが、
これも次第に不味く感じるようになりました(好きな人ゴメンナサイ)。
次の候補を考えていると、たまたま近所に小川珈琲の直営店があったので買ってみました(写真はありません)。
対面販売だけにそこそこ鮮度はよく、香りも味もいい。常時陳列棚に並んでていつラッピングされたかも分からんものとは全然違うネ-☆
しかも特定の日に買うと20%増量でお得!(#^.^#)
小川珈琲には2年ほど通ったでしょうか。いつだったか、さらに新しい味を求めてSTARBUCKSのハウスブレンドも買いました。
豆の違いや好みもあるので味の甲乙はつけられませんが、ドリップ時の粉の膨らみはSTARBUCKSのほうがやや大きかったと思います。
小川珈琲は豆をガラスのケースやビンに入れていて、量り売りと視覚的効果を狙っている分、空気と蛍光灯の光に晒される影響が大きいのでしょう。
それだけ劣化が早く豆中の炭酸ガスが抜けてしまい、粉の膨らみが少なかったのかも知れません。

《そして焙煎へ》
ここで焙煎を始めるきっかけになる豆と出会います。その豆がSTARBUCKSのグァテマラ カシ・シエロです。
ある日、何気にSTARBUCKSのホームページを見てると、希少価値のある豆ばかりを限定販売するブラックエプロンエクスクルーシブというのを知りました。
その時ちょうど第10弾のロマス アル リオでした。一度買ってみようと名前もうろ覚えで家を飛び出したのが後々よかった。
店員に限定商品はあるかと聞いて出てきたのが、カシ シエロです。
無事に限定品を買えたと思い込んで喜んで家に帰り、ホームページを見てビックリ!

違うやん‥(;一_一)


店員のミスかと思ったけど、よく見るとブラックエプロンじゃないけどカシ シエロも限定品だって。ちゃんと伝えなかった自分のミスでした。
これを怪我の功名というのか、飲んで感動‥‥うまいっ!!
香り豊かでコクもあり、ほんのり甘みがあってこれまで飲んだどのコーヒーより美味しかったです。
まさに究極のコーヒー。毎回こんなコーヒーを飲みたいなと思い、それから究極のコーヒーについて考えるようになりました。
究極のコーヒーって何だろう。豆の質?焙煎加減?みなさんは何が大事だと思いますか。
しばらく考えて導き出した答えが"鮮度"なんです。
コーヒー豆を語る時、よく米や食物に例えられますが、私は魚に例えると解かりやすいんじゃないかと思います。
焙煎豆 (粉) は魚で言うと、すぐ食べられるように盛り付けられて売り場に並べられた刺身。いつ捌いたのか不明で(豆で言うと焙煎日)、風味が弱くしまりがない。
焙煎豆 (豆) は、ブロックや短冊の状態。同じく鮮度は不明だが、しまりや風味は残っている。
じゃあ焙煎したての豆は、獲れたての鮮魚を食するようなものじゃないのか。
そう強く思うようになり、自家焙煎を始めることにしたんです。

日本で自家焙煎がマイナーなのは、住宅環境とマスコミの影響が大きいと思います。
実体験から楽しさや奥深さを知り、一人でも多くの方に自家焙煎を広めたいと思ってこのホームページを作りました。
これをきっかけに少しでも焙煎に興味を持ってもらえたらうれしいです (^-^) 

そうそう、結局ロマス アル リオは買いそびれたので次のコロンビアナリーニョ エル タンボを買いましたが、
香り少なく苦味が突出してコロンビアらしい甘みはありませんでした。
ブラックエプロンシリーズは総じて、万人受けしない変わった味が多いかもしれませんね (^^)

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